このコーナーでは、加齢による視覚と聴覚の変化を疑似体験することができます。
年をとって小さなものが良く見えなくなった、会話が聞きとりにくくなったなど、老いと感覚器官の衰えは、密接な関係にあります。
どう見えているか、どう聞こえているかという共通認識は、コミュニケーションの基本であるため、この共通認識が成り立たない場合には噛み合わない「ちぐはぐな」会話になってしまいがちです。
本コーナーでは、高齢者の視覚と聴覚に関する研究データをもとに、高齢者の見え方、聞こえ方を擬似的に再現しました。感覚器の衰えは、個人的な差異が非常に大きく、このコーナーでの見え方聞こえ方を、特定の個人にそのまま当てはめることはできません。ですが、「こう見えている、こう聞こえているかもしれない」という知識と想像力は、高齢者の方とのコミュニケーションをより円滑なものにしてくれるに違いありません。
※シミュレーションの方法やその論理的裏づけは「高齢者のための建築環境」(日本建築学会編、彰国社、1994年)に詳述されています。
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