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バリアフリーデザインとのちがい

デザインする前からいろいろな人のことを考えて、すべての人にとって使いやすく、わかりやすくデザインすること、それがユニバーサルデザインの考え方です。ここでは、バリアフリーデザインとの違いから、ユニバーサルデザインの考え方を紹介します。

バリアフリーデザインの考え方(使えない人のために特別な工夫をして使えるようにデザインすること)

  • 車いす用に別の入口を作る。
  • バスに車いす用のリフトをつける。
  • 階段の横に車いす用のスロープをつける。。

ユニバーサルデザインの考え方(はじめからみんなが使いやすいようにデザインすること)

  • 車いすでも楽に入れる広い入口を作る。
  • バスの床を低くし、車いすでもベビーカーでもそのまま入れるようにする。
  • 車イスでも使えるエレベーターを設置する。

 

(1)水道のじゃ口

今まで バリアフリー ユニバーサルデザイン
水道のじゃ口(今まで) 水道のじゃ口(バリアフリー) 水道のじゃ口(ユニバーサルデザイン)
洗面所のじゃ口は、奥にある取っ手を回さなくてはならないため、車いすの人や背の低い子ども、お年寄りや、握る力の弱い人には使いにくいという問題がありました。 簡単に水を出すことができるように、取っ手をレバー式に替えました。でも、場所によって、上げると出るもの、下げると出るもの、回すものがあり、わかりにくい場合があります。奥まで手を伸ばさなければならないことは変わりません。 一番うれしいのは、手を差し出すと水を流してくれることではないでしょうか?
これならば、洗ってきれいになった手で、汚れた取っ手を回して、水を止める必要もありません。また、自動で止まるので、流したままになることはありません

(2) 洗面所の鏡

今まで バリアフリー ユニバーサルデザイン
洗面所の鏡(今まで) 洗面所の鏡(バリアフリー) 洗面所の鏡(ユニバーサルデザイン)
立ち上がらないと映らないので、車いすの人や子どもには使いにくいという問題がありました。 車いす用に鏡を下向きにつけました。今度は、立っている人の顔が映りにくくなってしまいました。 鏡を縦長にすれば、だれにでも使いやすくなります。
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(3) バスの乗降口

今まで バリアフリー ユニバーサルデザイン
バスの乗降口(今まで) バスの乗降口(バリアフリー) バスの乗降口(ユニバーサルデザイン)
バスに乗る時の段差が大きいので、車いすの人やお年寄り、ベビーカーを押している人は使えなかったり、乗り降りするのが危なかったりするという問題がありました。 アメリカにはバスを改造して車いす用のリフトをつけたものがあります。これはお年寄りやベビーカーでは使えませんし、リフトをしまっておくためのスペースを作るため、座席が減ってしまいました。 乗り降りするときの段差をなくせば、だれでも使えるようになります。このようなデザインのバスは、日本でもかなりの台数が走り始めています。

東芝のとりくみ

開発を表すイラスト 知る 作る 確かめる 東芝では、使う人に意見を聞いて、商品がどう使われているかを「知る」、アイデアを形にした試作品(しさくひん)を「つくる」、試作品を使ってもらって、良い所や直した方がいいところを「確かめる」の3つを何度も繰り返すことで、一人でも多くの人に満足してもらえる商品を作り出しています。

エレベーターのユニバーサルデザイン研究

視覚に障害がある人たちや眼科のお医者さんにも協力してもらって、視覚に障害のある人がどんなふうにエレベーターを使っているかを調べ、もっと使いやすいエレベーターを研究しています。

エレベータの研究

インスタントシニア体験プログラム

おもりや手袋、めがね、ひじやひざが動きにくくなるサポータなど専用の器具をつけて、お年寄りの行動を体験する、インスタントシニア体験プログラムを行っています。商品のデザインをする人はもちろん、他の仕事をする人も体験しています。

インスタントシニア体験


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