 |
おじいちゃん「戦争が始まる前は、駄菓子屋さんでセルロイドやブリキでできたおもちゃがたくさん売られていたんだよ。そのころはまだ外国製のおもちゃもたくさん売っていたよ。
そのうち、子どもの雑誌や絵本、おもちゃにも、飛行機、軍かん、鉄かぶとなどの戦争に関係するものが増えてきて、おじいちゃんもグライダーや豆戦車を買ってもらったよ。そのうちブリキのおもちゃは、材料の金属が不足して作られなくなっていったんだ」 |
 |
おばあちゃん「私は着せ替え人形をもっていたわ」 |
 |
おじいちゃん「小学校に上がった頃はまだ戦争前で映画に連れて行ってもらった。戦争映画のあとにやる『のらくろ』というマンガがとても楽しみだったよ」。 |
 |
とう太 「マンガもあったの?」 |

『漫画と軍国美談』を読む子どもたち (C)梅本忠男・立命館大学国際平和ミュージアム
 |
おじいちゃん「もちろんあったよ。でもマンガの内容が戦争の勝利を宣伝するものとなり、やがていらないということで出版されなくなっていったけどね」 |
 |
おばあちゃん「おばあちゃんは長女だから学校から帰ると、家の手伝いはとてもよくやったわね。弟や妹の面倒もよく見たわね。自分が遊びに行くときは妹をおんぶして行ったのよ」 |
 |
はな 「今じゃ考えられないよ・・・」 |
 |
おばあちゃん 「その遊びも戦争がはげしくなって、できなくなったけどね。もう2度と戦争はいやだね」 |
 |
おじいちゃん 「世界では、まだたくさんの人々が紛争に巻き込まれて苦しんでいる。一日も早く平和になってほしいね」 |
|