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旅先で、排泄が心配のあなたへ
トラベルデザイナー おそどまさこ
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ひげを切らないように掘るのがコツ
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数日前に韓国ツアーから帰国したばかりです。今回は安東(アンドン)という古都で伝統韓屋のオンドル部屋に泊まり、錦山(クムサン)というところで開催中の人参祭りに参加して、人参掘り体験をやってきました。韓国にもソウルや釜山以外に知られていない穴場がたくさんあります。
これから韓国を旅する人にぜひお知らせしたいのは、町中でトイレを使うときに、使ったペーパーを便器に捨ててはいけないということです。国際的なホテルであれば、そんなことはないのですが、町中のたいていのトイレの個室には大きめのゴミ箱が置かれており、その中に使用後の紙が捨てられているのです。現地の人の話によると、管が細くて、紙を一緒に流すと紙詰まりをおこすとのことでした。
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人参掘りの道具
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少し前に旅したモロッコのマラケシユという町のトイレは、紙などなく、左手で拭き、その手を洗うひしゃくと水道がありました。これがやってみるとなかなか清潔で気持ちよかった。
昨年の春、アフリカ、ケニアへ動物サファリをしに身体の不自由な方々を連れて行ったとき、現地ではトイレに苦労すると思ったので、投げれば開く縦型テントと段ボール製の携帯トイレを日本から持参しました。車いすの人で、万一トイレが使えなかったら、原野に持参の携帯トイレを置き、上から縦型テントをかぶせれば、立派なトイレになると考えたわけです。結局このトイレは緊急では使う必要がなく、赤道上で設営して、皆に、世界に一つしかない、このときしか体験できないトイレを経験してもらいました。ツアー参加者は25名だったのですが、ほぼ全員がこの前代未聞の赤道上のトイレ体験を楽しんでくれました。
モンゴルのゴビ草原への旅に身体の不自由な方々を誘ったとき、ゴビ草原のツーリストキャンプでは遊牧民ゲルと同じものに泊まったのですが、トイレは敷地内の母屋にあり、階段がたくさんあるので、足の不自由な人は使えないとの情報を手に入れていました。日本から前出のトイレを持参したのですが、急遽、宿泊用の遊牧民ゲルひとつもトイレ専用としました。その中のベッドやテーブルなどを外に出し、日本から持参した段ボール製のトイレを置き、手が届きやすい所にトイレットペーパーをぶら下げて、ゲルの外にはアウトドア用の給水袋を置いて、手洗いとしました。旅先ではトイレは作ればいいのですね。
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赤道直下でのトイレ
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排泄が心配な人の旅立ちの場合、おしっこが近いという悩みが圧倒的に多いと思うのですが、その解決法として、旅に出たら、排泄は常に前倒しにすること。トイレに行きたくなくても、トイレを見つけたら、その都度トイレに行って、膀胱をできるだけ空っぽにしておくことをすすめます。それから、紙オムツだって旅においては立派な旅の道具です。尿漏れが心配な人は長時間の移動の際に、紙オムツをあてておくといいでしょう。それから、尿が固まるものの入った尿袋のようなものが市販されているので、それもいくつか持参すると安心だと思います。私は、北欧で手に入れたカラフルなキャンディ入れかと間違うほどの集尿器をよく旅先に持っていきます。前述のモンゴルの旅では、他の人に貸してあげようと持参したのですが、一晩ゲルに眠り、明け方冷えたので、母屋のトイレに行くのもおっくうで、思い切ってその集尿器を使ってみたところ、とても快適な気分を味わいました。
飛行機旅行の時も、まず飛行機に乗り込む前に待合室のトイレに行き、離陸し、水平飛行に入ったら下見も兼ねてトイレへ行きます。それから機内食が運ばれて食べるわけです。食べ終わったら、お盆を取りに来ないうちに、つまり皆が動き出さないうちに、もう一度、トイレに行くといいかもしれません。機内用車いすが必要で客室乗務員の助けを必要とする人は、乗務員に機内食の片づけが終わったら、誰よりも早くトイレを使いたいと伝えることをおすすめします。
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旅先では、是が非でも既存のトイレに行かなければならないということはなく、創意と工夫で、上手に自分の排泄管理をすればいいと思います。また、この地球上には様々なトイレがあり、それを不自由と感じるよりは、おもしろいと感じて、どうやったら、快適に用を足せるかを考えた方が旅をより楽しめると思います。どうぞ、よい旅を!
おそどまさこさんのホームページ http://www.womanstravel.net
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