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ホームヘルパーは、「なるのは簡単」でも「続けるのはたいへん」です。1年続くと「エライ!」と褒められることも。では、なにがそんなにたいへんなのでしょうか。
まず、一度に働ける時間が短く、1日1軒のみ、働くのは1日1時間だけ、ということも珍しくはありません。それなりの収入を得ようと思うと、たくさんの利用者さん宅を1日中駆け回る必要が出てきます。そのうえ、利用者さんの生活がかかっているため、休むことも難しい。拘束はされるが働ける時間は少ない、というわけです。
そして、利用者さんとの相性の問題もあります。相性というのは「介護技術」では補えないものだったりします。
考えると、なかなか厳しい仕事ですが、なぜか、これまで仕事がなかなか続かなかった私がこの仕事は長く続いています。
ヘルパーという仕事に出会わなければ、私は「ニート」だった?かもしれません。
もともと人付き合いが苦手で、できることなら誰にも会わずにマイペースで出来る「在宅の仕事」がしたい、とさえ思っていました。
そんな私が、同じ「在宅」の仕事でも、自分の家ではなく、よそ様のおうちでの「在宅」の仕事をするようになるとは、夢にも思いませんでした。
私はヘルパーステーションに登録して仕事をもらう、いわゆる「登録ヘルパー」です。利用者さんを紹介され、気に入ってもらえたなら仕事ができますが、気に入ってもらえなければそこで終わり。
仕事を円滑に進めるため、利用者さんと仲良くするのはもちろんのこと、ヘルパーステーションにこまめに顔をだし、コミュニケーションを密にしています。かつて、円滑な人間関係を築くのが大の苦手だった私が、そんな「営業」めいたことまでしています。
まして、当初の私は仕事をとってこなければ食べていけませんでしたから、もう必死です。なんだかまるで、零細企業の社長をやっているような気分です。
ある時、突然、在宅介護の仕事経験ゼロの知人に、私が担当していた仕事を持っていかれたことがあります。
こういうときは、「競合他社に勝てなかったのは何故か?」と考えることにしています。「一人社内会議」を開催するのです。
冷静に考えると、「会社に勤めているよりたいへんなのでは?」と気づいて愕然としたり・・・・。
しかし、この仕事は、いろいろな年代の女性に働くチャンスを与えています。さまざまな経験があり、愛情深い年上の女性の先輩方にはどんなことをしても敵わないものです。 また、過去どんな分野で何年勤めていようが、キャリアがあろうとなかろうと、何の関係もありません。
在宅介護で3年頑張り介護福祉士になり、そこから更に2年頑張りケアマネージャー資格を取った人も周りに多く、将来への展望があることが何より励みになります。
ホームヘルパーの仕事は基本的に一人でする仕事で孤独でもあり、たいへんなことも多いですが、人が人の人生に大きく関わることになる「究極のサービス業」。そんな仕事をしているものの一人として、私の体験談を今後ご紹介していきたいと思います。
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