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脈拍って何?
脈拍は心臓の拍動(収縮運動)を表すもので、脈拍に触れると、脈拍数だけでなく、脈のリズム、大きさ、緊張度がわかり、病気を発見するサインとなります。
脈の測り方
脈拍を測るには動脈が最も浅く走っている場所が適しています。一番測りやすいのが手首です。手首の付け根(親指側)のところにある橈骨動脈に人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えて、指の腹でそっと押してみると、動脈のふくらみが感じられます。あまり強く押さえると血液の流れが止まってしまいますので注意しましょう。手首意外に頸動脈、足の甲など太い動脈があるところであればどこでも脈が感じられます。
脈拍数は生理的、精神的な影響を受け、食後、入浴後、運動後には多くなります。また、急に立ち上がったとき、驚いた時にも多くなりますので、脈拍の計測は安静時が基本です。脈拍を数える時は20秒間数えて、その数を3倍し、1分間の数を出すと簡単です。ただし、脈が不規則な場合や心臓病の場合は1分間数えたほうが正確な測定ができます。
健康な成人の安静時の脈拍回数は1分間に60~100回ですが、個人差があるので、普段との比較が大切です。一般的に体温が上がると脈拍数も増えます。
脈の異常と考えられる病気
| ●徐脈 |
1分間に40回以下
スポーツを長く続けてきた人は脈拍が少ない傾向にあります。
1分間に50回以下の場合は心臓に病気がある可能性が高くなります。
ジキタリス(強心利尿剤)使用などでも徐脈となります。
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| ●頻脈 |
1分間に120回以上
緊張した時にも多くなりますが、発熱や脱水、貧血があると脈が増えることが多く、高齢者にはまれですが、甲状腺の病気が見つかることもあります。
頻脈と同時に胸が苦しいというような訴えがある場合は、心臓や肺の病気が疑われます。
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●脈が弱い・ 左右差が顕著 |
脈が微弱で触れにくいときは必ず他の場所で測定し、それでも脈が触れにくい場合はショックなど命に関わる緊急事態。左右差が顕著な場合は動脈硬化が進み、動脈がつまる病気が疑われます。糖尿病がある方は要注意です。
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| ●不整脈 |
正常な脈拍は一定した大きさと間隔で規則正しくふれることができます。この一定数で規則正しい脈拍を整脈といいます。それに対して脈拍の規則性が乱れているものを不整脈といいます。
脈拍は大きな息を吸ったり吐いたりすると多少乱れることがありますが、これは生理的な変化で心配ありません。ただし、シンコペーションのようにリズムが乱れる場合は不整脈です。脈が抜ける(とぶ)ことは欠帯といいます。
心臓病でジブコンやジゴキシンといったジキタリス製剤を服用している方に不整脈が出現した場合は中毒症状が疑われます。動悸などの自覚症状がなく、1分間に5回程度の不整脈であればあまり心配はありません。
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